超硬加工技術ならメーカーへ相談!超硬ドリルとは?メリットを解説

超硬加工メーカーの技術は日増しに進歩!超硬ドリルとは?それを使用するメリットは?

ここでは、超硬加工メーカーの超「プロテクノ堺」が硬ドリルがどのようなものか、そして使用することで得られるメリットを詳しくご紹介します。超硬加工に超硬ドリルを使用したい、そうした希望をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。超硬ドリルには形状ごとに種類があり、使用することでコスト削減などのメリットを得られます。

超硬加工メーカーが解説・超硬ドリルとは?

超硬ドリルとは・超硬加工メーカーが解説

超硬製品にも切削工具や研削工具など色々ありますが、その中の1つが超硬ドリルです。それでは一体どのようなドリルなのか、これから詳しくご紹介します。

超硬ドリルとは

ドリルといえば工作物に穴を開ける際に使用する工具で、超硬ドリルとはその名の通り超硬合金で作られたドリルです。超硬合金で作られているためその硬度は非常に高く、高速で切削加工ができます。

主にフライス盤やボール盤などの加工機で使われ、硬い材質の工作物や加工が難しい材質の工作物に穴を開けるために用いられます。超硬ドリルには、ストレートシャンク、テーパーシャンク、段付きなど形状により様々な種類があります。

ストレートシャンクとは、柄の部分が円筒形で先端から軸までが同じ径のシャンクのことで、シャンクというのはドリルの柄の部分を指します。この種類には切れ刃とシャンクが一体になっているものもあり、このタイプは刃の部分が摩耗しても研磨することで再使用できるのが特徴です。

テーパーシャンクドリルは、平行に切削することが可能で、円筒度・真円度の高い穴に加工できるのが特徴です。ちなみにテーパーとは、細長い構造物の径・幅・厚みなどが先端に向かって細くなっている形状のことをいいます。

段付きドリルとは、2つ以上の直径を持った段差のあるドリルです。段付き穴を開けるほか、面取りやバリ取りなどに用いられます。

超硬ドリル・ハイスドリルの違い

超硬ドリルとよく比較されるのがハイスドリルです。ハイスドリルとは、ハイスピードスチールドリルの略称で、ドリルの母材には高速度工具鋼(HSS)が使用されています。

ハイスドリルは靭性が高く、チッピングや欠損などの損傷に強いという長所があり、価格も超硬ドリルよりも安いですが、作業効率や工具の寿命などを考えると超硬ドリルの方がコストパフォーマンスは優秀です。

近年超硬製品の製造技術は目覚ましい進歩を遂げており、どのメーカーの製品も甲乙つけがたいですが、作業の内容などに応じてそれに合った工具を選ぶことが必要になります。

超硬加工メーカーが解説・超硬ドリルを使用するメリット

超硬ドリルを使用するメリットを説明する超硬加工メーカーの男性

超硬ドリルを使用することで得られるメリットはどのようなものなのでしょうか?以下でご紹介していきます。

高速加工によるコストの削減

最も大きいメリットの1つが、高速加工ができるという点です。高速で加工できるということは、作業時間が短くなります。作業時間が短くなると加工に要するコストを大幅に下げることができるのです。価格はハイスドリルよりも高額ですが、作業時間を短縮できるという点を考慮すると、コストパフォーマンスとしては超硬ドリルに分があります。

工具の長寿命によるコストの削減

ハイスドリルに比べて工具の寿命が大幅に伸びる点も、大きなメリットの1つです。工具の寿命が伸びるということは、買い換えや交換までの期間が長くなるということで、その点でもコストを大幅に下げることができます。

高温でも硬度が低下しにくく耐摩耗性が高い

高温環境下での作業でもドリルの硬度低下が少なく、高速で切削加工できる点もメリットの1つです。また、耐摩耗性も高いため長時間使用しても摩耗しにくく、工具の寿命が伸びるという点もメリットで、これは上記でご紹介したコスト削減のメリットにもつながります。

圧力に強く変形しにくい

圧力に強いため傷がつきにくく、変形しにくいという特徴もメリットといえます。ドリルが変形しにくいということは、穴が曲がったり拡大したりすることなくまっすぐに高精度な穴を開けられるということです。

耐溶着性が高い

高速で切削加工を行うと、削った際に出た切り屑がドリルに付着して固まる、溶着という現象が起きる可能性があります。溶着が起きると加工精度が落ちるだけでなく、工具が欠損する原因にもなりかねません。しかし、超硬ドリルは溶着が起こりにくい素材を使用し、コーティングもされているため、精度の高い加工が可能となるのです。

メーカー技術は進化!超硬加工のご依頼はプロテクノ堺へ

今回は超硬ドリルがどのようなものなのか、そしてそれを使用することで得られるメリットをご紹介しました。ドリルだけでなく超硬製品を製作するメーカーの技術は日々進化しています。

超硬加工に超硬ドリルを使用すれば、高速加工によって作業時間を短縮しコストを大幅に下げることができるだけでなく、高精度な加工も可能です。大阪で超硬ドリルはじめ、超硬製品の精密加工を行うメーカーをお探しの際は、プロテクノ堺までお気軽にお問い合わせください。

FAX:072-275-8851

大阪で超硬製品の精密加工やきさげ加工なら有限会社プロテクノ堺
超硬パーツについてよくある質問

大阪の有限会社プロテクノ堺では、最適な治具を導入し生産性アップや製造の自動化などを検討されているお客様を対象に、超硬製品やセラミックなどの耐摩耗素材の精密加工やきさげ加工を行っております。こちらでは、超硬パーツについて頂いたご質問をご紹介いたします。

超硬は値段が高いのでは無いですか?

確かに、一般的な鋼材と比較すると高くはなりますが、耐摩耗性が必要な部分にだけ超硬を使う治具を使うことで費用を抑えることが可能です。

詳しくはロー付けのページをご覧ください

今使っている部品を超硬に変えてどれくらい寿命が伸びますか?

使用箇所、用途等により一概に言うことは難しいですが、いままで納品させていただいたお客様からは2倍以上寿命が伸びたという声を頂いております。

納期はどれくらいかかりますか?

通常、注文を頂いてから1か月とさせていただいております。
お急ぎの方はご相談ください。

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