ホーム » コラム一覧 » セラミック精密加工製品は超硬メーカー仕入によって多くの工法を提案できるプロテクノ堺へ!治具の材質の種類
精密加工の治具に使われる材質の種類 ステンレス・アルミ合金・セラミック
精密加工において、最適な治具を導入することで様々なメリットを得ることができます。例えば、省力化してコストダウンしたい・生産性アップを図りたい・人的ミスを削減したい・製造を自動化したいなど、精密加工に合わせた治具を導入することで得られる利点は様々です。
ここからは、精密加工に最適な材質についてご紹介していきます。ステンレスやセラミックなど、材質によって異なる特徴をご覧ください。
ステンレス
ステンレスは、強度と耐震性に優れた合金のため、食品加工などの水を扱う現場で積極的に採用されています。
アクリル樹脂
アクリル樹脂は、ガラス以上の透明度を持っているだけでなく、強度も高いため、機器のカバーや保護を求められるシーンで治具化・有効活用されています。加工がしやすい反面、セラミックなどと比べるとやや耐震性が落ちるのがデメリットです。
アルミ合金
安価で軽量なアルミ合金で製造された治具は、加工が容易なため、様々な形状を実現できます。試作のギアや検査装置の固定器具など、テスト環境の構築に多用されています。
ピーク
ピークは、ほかのプラスチック素材と比べて高い強度と耐熱性を持っています。また、耐放射線の特性を持っていることから、軽量化が理想とされている航空宇宙分野で金属の代用品として活用されています。エックス線検査装置や食品分野でも応用されているため、多少値が張るのがネックな面を除けば、治具として大きな役割を果たしてくれます。
フッ素樹脂
テフロンなどでも知られているフッ素樹脂は、耐薬品性に優れています。しかし、摩擦係数が非常に小さいことから、小さな部品の精密加工場で活用されています。
セラミック
セラミックは、精密加工において治具に非常に適した材質といわれており、無機物を焼成して製造されています。耐熱性が高く割れにくいので、ヒーターや磁石、容器に活用されています。難削材の一つとされるセラミックですが、高い技術で工具に精密加工することで、有効に活用することができるでしょう。
ジュラコン
自己潤滑性のある樹脂であるジュラコンは、金属との摩擦係数が低いことから、その特性を生かして試作品ギアやコンベアを流れる製品の位置決めなどで、治具として活躍できる材質です。しかし、燃えやすい材質のため、火をとりあつかう現場には向いていません。
超硬合金
硬度や剛性、比重が大きいことが特徴の超硬合金は、高硬度材の中では比較的加工しやすい材質です。しかし、超精密加工を行うためには、さらに高精度な刃先を持つ工具が必要になります。
このように、一口に治具といっても、様々な材質のものがあります。工場や部品に沿った材質を検討し、精密加工製品の補助に役立てましょう。
治具の開発・提案はプロテクノ堺にお任せ
精密加工や治具の製造・提案に力を入れているプロテクノ堺に寄せられる、よくある質問をご紹介いたします。
Q.納期はどのくらいかかりますか?
A.通常は30日ほどかかりますが、万が一お急ぎの場合はご相談ください。
Q.心がけていることはありますか?
A.技術は日々進化しています。よりよい技術・製品になるよう、常にアンテナを拡げ、新しい知識を取り入れるようにしています。
Q.商品(サービス)提供の流れについて教えてください。
A.製品や精密加工について問い合わせいただき、理想や希望の図面などをいただいてから見積もりをとります。その後必要があれば直接打ち合わせを行い、双方合意が得られれば製作という流れになります。
プロテクノ堺では、お客様の希望に合わせた精密加工を心がけています。細かな希望にも誠心誠意お応えしますので、ぜひ一度ご相談ください。
セラミック製品精密加工は
超硬メーカーで素材仕入れを行うプロテクノ堺へ
一口に治具といっても、種類は様々です。それぞれの素材に特徴があるため、用途やニーズに合わせて選びましょう。セラミック製品精密加工やオール超硬治具の製造を行うプロテクノ堺は、超硬メーカーから素材を仕入れて、お客様にあった製品づくりをご提案しております。いただいた図面のまま治具などを製造するのではなく、お客様にとっての最善を考慮したうえでご提案させていただくことが可能です。様々なメーカーの機械を活用してモノづくりをお手伝いいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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